8月17日(水)1コマ目

今日、やったこと

OSI基本参照モデルとネットワーク接続機器

今日のホワイトボード

OSI基本参照モデル

国際的な規格制定団体ISOが標準的なコンピュータ通信のプロトコル階層として制定。あくまでも参照モデルであり、このとおりに実装されて動くプロトコル階層はない。

でも、ネットワーク接続機器を分類する際によく登場する。

図 OSI基本参照モデルとネットワーク機器の分類


ネットワーク接続機器

ハブ・リピーター

OSI基本参照モデル1層の物理層の機能を持つ。

物理層は通信の信号(電気信号や光信号)についてのルール。

よって、ハブやリピーターは入力された信号を整形、増幅して、他ポートへ出力する。

図 ハブ


スイッチ・ブリッジ

OSI基本参照モデル2層のデータリンク層までの機能を持つ。

物理層+データリンク層はTCP/IPでのイーサネットと同じ。

よって、入力フレームのイーサネットヘッダを処理することができる。

①入力フレームの送信元MACアドレスチェック

入力ポートに接続されている機器のMACアドレスが分かる。

入力ポートとMACアドレスの組み合わせを学習する。

②入力フレームの宛先MACアドレスチェック

学習データ(どのポートにどんなMACアドレスが接続されているか)から出力すべきポートを決める。

③②で決めたポートから出力。

他ポートへは出力しない。(出力しても無駄だから)


ちなみに、もし学習データに対象のMACアドレスがなければ、全ポートに出力。

出力ポートを制限することで、不要なパケットの送信を制限できる。

図 スイッチ・ブリッジ


ルーター・L3スイッチ

OSI基本参照モデル3層のネットワーク層までの機能を持つ。

TCP/IPだとIP層まで。よって、IPヘッダを処理できる。=>ルーティングができる。


ルーターはルーティングをソフトウェア処理で行う。

そのため、柔軟性が高い。が、処理速度はL3スイッチより遅い。

L3スイッチはルーティングを専用ハードウェア(ASIC)で処理する。

処理速度はルーターより早いが、柔軟性に欠ける。


ゲートウェイ

OSI基本参照モデル7層までの機能を持つ。

今どきのファイアウォールはゲートウェイの1種。

HTTPやSMTPのデータを処理できる。


基本情報技術者試験の過去問

OSI基本参照モデルとネットワーク機器に関する午前問題をやりました。

分からない用語が出てきたので、補足説明です。


DHCP

貸出用IPアドレスの管理・貸し出しをするDHCPサーバーとクライアントPCの間のやり取りのルール。

IPアドレスの設定方法は

・各PCにユニークなIPアドレスを設定

 IPアドレスは固定化される。各PCに直接IPアドレスを設定する。

・各PCは起動時にDHCPサーバーから未使用のIPアドレスを借りて利用

 PC起動毎にIPアドレスが変わる可能性あり。各PCにはIPアドレスを設定しない。

の2種類があります。

図 DHCP


リピーター(ハブも含む)の仕事

リピーター(ハブも含む)はケーブル上で減衰した信号を整形、増幅して出力します。

図 リピーターの仕事


メディアコンバーター

物理層でネットワークを接続するネットワーク接続機器の1つ。

電線と光ファイバの中継のように異なるメディア(通信ケーブル)間の中継を行います。

図 メディアコンバーター


「エンドシステム間の・・」

エンドシステムは送信元と宛先のように通信する相手のこと。

図 エンドシステム間の・・

次回は

OSI基本参照モデルとネットワーク接続機器のテストをします。






このブログの人気の投稿

7月27日(水)1コマ目

9月14日(水)1コマ目

9月12日(月)2コマ目