8月31日(水)1コマ目

今日、やったこと

  • [確認テスト]イーサネット・IP・TCP・UDP
  • [基本情報過去問]その他

今日のホワイトボード

NATについて

NATはグローバルアドレス枯渇問題に対応するための技術です。インターネットに接続するルーターに実装されています。

図 NAT

NAPTはNetwork Address Port Translationの略で、IPアドレスだけでなく、TCP・UDPヘッダのポート番号も書き換えます。

NATは1つのプライベートアドレスに1つのグローバルアドレスが対応します。よって、複数台が同時に通信する場合、グローバルアドレスが複数個必要になります。

書き換え対応表は下表のようになります。

変換前送信元IPアドレス変換後送信元IPアドレス
192.168.0.10200.210.220.231
192.168.0.21200.210.220.232
192.168.0.35200.210.220.232


NAT機能付きルーターはインターネットからのレスポンスパケットを受け取ると、パケット中のIPヘッダの宛先IPアドレスとIPアドレスを書き換え対応表の変換後送信元IPアドレスから探します。

たとえば、レスポンスパケットの宛先IPアドレスが 200.210.220.232 なら、対応表から、このレスポンスパケットは 192.168.0.21 からのリクエストであることが分かります。よって、192.168.0.21へ返信します。


結局、NATは複数のグローバルアドレスが必要になるため、グローバルアドレスの枯渇問題にちょっとは効果があるものの、強力なキラーコンテンツとはいいがたいです。

できれば、グローバルアドレスは1個で対応したいです。

そこで、ポート番号も書き換えることで、グローバルアドレス1個でも対応可能にしたのが、NAPTです。いわば、NATの強化版です。

NAPTでの書き換え対応表は以下のようになります。

変換前変換後
送信元IPアドレス送信元ポート番号送信元IPアドレス送信元ポート番号
192.168.0.10501011200.210.220.23146521
192.168.0.21501001200.210.220.23146522
192.168.0.35501001200.210.220.23146523

インターネットからのレスポンスパケットを受け取ると、宛先IPアドレス、宛先ポート番号の組み合わせと一致するデータを変換表から探し、返信します。

ポートも書き換えることで、1つのグローバルアドレスでも対応可能になります。

今ではNAPT機能を含むルーターがほとんどで、NATといえば、NAPTのことを指すケースが多いです。

プロキシサーバー

クライアントに変わってWebアクセスすることで

 リクエストを減らす => ネットワーク上のパケットが減る=>アクセス速度向上

の効果があります。

また、一度アクセスしたサイトのページをキャッシュ(一時保存)することで、

 リクエストを減らす => ネットワーク上のパケットが減る=>アクセス速度向上

の効果があります。
さらに、Webアクセスは一旦プロキシサーバーを経由するため、ここでパケットをチェックすることで、セキュリティ向上にもつながります。
図 プロキシサーバー

次回は

続きです。
この範囲では初見の用語が結構でてきますので、ご注意下さい。


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